BRANCHÉ CHOCOLAT

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2020/09/09 INTERVIEW

『BRANCHÉ CHOCOLAT』の誕生秘話

BRANCHÉ  CHOCOLAT 誕生の背景とブランドに込めた想い

BRANCHÉ CHOCOLAT(ブランシェ・ショコラ)の構想人は、泉健太、安岡あゆみ、薬師神陸。

その鼎談から窺えるのは、異なる専門領域をもつ各人をつなげた想いの一致と、プロダクト誕生の背景。

リリースまでの道程や品質へのこだわりにとどまらず、これからの展望まで踏み込んで、ブランドストーリーを聞き出します。

 

泉 健太 / @nikuterrorist(写真左)

1979年長崎県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部(SFC)卒業後、大和証券SMBC株式会社入社。同社及び米Citigroup Inc.の投資銀行M&A部門を経て、2010年9月、株式会社フルスピード(東証マ:2159)の企業再生人として取締役CFOを経て、取締役副社長を務める。2015年、タグピク株式会社創業。 株式会社サイバーセキュリティクラウド (東証:4493)他複数の社外役員を兼務する。2020年、タグピク子会社のマルシェ株式会社の取締役CFOに就任。肉テロ(@nikuterrorist)のSNS総フォロワー数は現在約32万人。

 

安岡 あゆみ/ @ayumi_yasuoka(写真右)

1988年東京都生まれ。2010年、株式会社ピアラ(東証7044)に入社。約3年間、同社のブランド事業部が運営するアパレルブランドの立ち上げからプレスとして携わる。2015年9月、"インフルエンサーのべーシック・インカムを創る。”をビジョンに、国内最大規模の約5,000名のインスタグラマーを束ねるタグピク株式会社を創業。 現在のSNS総フォロワーは3万人。タグピク社のマネジメントとして、ブランド企業のSNS運用コンサルティング事業及びインフルエンサー・キャスティング事業を統括。また、タグピク子会社のマルシェ株式会社の取締役会長として、D2Cの支援ソリューション開発の責任者も兼任。

 

薬師神 陸/ @rikuyakushijin(写真中)

1988年愛媛県生まれ。予約困難なレストラン『SUGALABO』の立上げに尽力。同店のシェフとして国内外を飛び回り、日本の素晴らしい食に纏わるコンテンツをシェアするため料理を振る舞う。2019年に独立し、日本で唯一のカリナリープロデューサーという肩書きで"食のリテラシーを磨く"をコンセプトに新しい料理人の在り方や、食体験の提案を続ける。

 

 

 

 

BRANCHÉ CHOCOLAT プロジェクト始動

 

:マーケティングやPRを専門としてきた弊社ですが、創業期の5年前にはD2Cブランドスタートの草案がありました。実は当初からスイーツブランドにこだわっていたわけではありません。けれど単に「映えてる」とかではなくて、本質的にイイものを作ることだけは決まっていたんです。

 

安岡:泉と私がそう考えるに至った経緯は、様々なブランドのPRをお手伝いさせていただく業務の中にありました。想像以上にユーザーは品質を賢く判断できるもので、プロダクト自体が優れていなければ、どんなに力を入れたPRでも販売は難しい。上手く行っても、結局は一時的なムーブメントにしかなり得ません。そう身をもって知るからこそ、弊社自身が創る側として、本物を世に広めたい気持ちが強まったんです。

 

薬師神:そんな想いを抱えるお二人に出会ったのは、ちょうど一年前。僕が前職から独立した頃で、インプットや人との対話をより大切にしているタイミングでした。気付けば食事仲間になり、お互いの考えを共有し合う時間は長かったですね。そうするうちに、共同でスイーツを作るプロジェクトが自然とスタートしました。

 

:今になって見ると、「食のリテラシーを磨く」を掲げる陸さんを迎えてスタートを切ることは必然だったようにも思えます。『本質的ないいものを作る』という長年の想いを叶えてくれる一流の技術者であり、志しを同じくできる仲間に出会うことができました。

 

 

 

 

「食のリテラシーを掲げる」への共感

 

薬師神:泉さん、安岡さんとは、現代の食文化が抱える問題点にも共通認識がありました。それは、付加価値で売れているものが増えすぎていること。もしも味や料理のストーリに向き合い、その価値に対価をお支払いするのならば、高価であっても健全ですよね。一方で、予約困難であることや著名人が通っていることを付加価値として価格が跳ね上がっていたり人気と称されているものも少なくはない。そんな現状に違和感を覚えていました。

 

:自己顕示欲のためにプロダクトやブランドが利用されている現状に私も警鐘を鳴らしたい。

 

安岡:そのためには、”プロダクトの品質”と”ユーザーとのコミュニケーション”の両軸が大切ですよね。飲食店に限らずアパレルブランドでも同様ですが、ブランドの価値とこだわりをユーザーにしっかり訴えられるものであれば、入り口がミーハーであってもいいと思うんです。結果的には、ある種、啓蒙になるはずですから。

 

薬師神:それは同感ですよ。本物を知ることのきっかけに、キャッチーな一面があってもいいし、ブランド認知の初動としてPRを利用するのも悪くない。プロダクトが本当にいい物であるなら、本質を世の中に広めることの一端になりますよね。

 

 

第一弾は、抹茶カレ・オ・ショコラ

 

:安岡のいう ”プロダクトの品質” 面では、心から納得のいくものが出来て、今は素直に嬉しいです。

 

薬師神:ここまで長い道程でした。泉さんから最初にいただいたオーダーは、本当にいいものであることは前提に「正方形のスイーツを作って欲しい」の一言(笑)。抹茶のカレ・オ・ショコラが出来るまでは紆余曲折ありましたよね。

 

:見た目として美しいお菓子であることは絶対条件でした。キューブ状の四角いスイーツなら、どこから見てもグラフィカルで、誰にでも扱いやすく食べやすい。私の中でスクエア型のプロダクトはベストなビジュアルだと結論づいていたんです。最終的に、抹茶カレ・オ・ショコラに決定したのは、当時、茶摘みの季節だったことがきっかけでしたよね。今、改めて、陸さんが素材を探求し続けてくださったことを思い出しています。

 

薬師神:これまで以上に、日本各地の食材に向き合い生産者と対話することが出来ました。東京の忙しい日々の中、豊洲に通うだけでは出会えないものを知り得た。八女茶のセレクト以降も50種以上のレシピ案を考案し、試行錯誤がありましたよ。今日ここにはいないスタッフも含め、試作と試食会を重ねたことで、スペシャルでありながら誰からも愛される、絶妙な味のポイントを見つけることが出来たように感じます。

 

安岡:最後には、素材の配合だけを変えたものを8種試食しましたが、八女茶の苦味や口当たりには、意外と好みが偏るものでしたよね。

 

薬師神:飲食の専門家だけではなく、様々なポジションのメンバーで試食したのはよかった。また、泉さんのおっしゃる通り、僕も「目にも美味しい」ことは大切だと思っています。自分へのご褒美にはもちろん、贈り物としても誰かとシェアするにも、箱を開けた時に一目で嬉しくなるような仕上げにしたかった。最後まで悩み続けましたね。

 

安岡:陸さん渾身のスイーツが出来上がったところで、その喜びや驚きを存分に感じていただきたかったからこそ、パッケージにもこだわり抜いたんです。SNSマーケティングの会社としてソーシャルメディアについあげたくなるようなデザインにしたかったので、長期に渡りデザインチームと議論し続けてきました。ラグジュアリーな特別感や、ジュエリーボックスを開ける時のような幸福感を味わっていただけたら本望です。

 

 

 

BRANCHÉ CHOCOLATEのこれから

 

安岡:パッケージと言えば、これからは”ユーザーとのコミュニケーション”という課題がありますね。今回、梱包物やグラフィックに多大な時間をかけ、チーム内でも検討と挑戦を続けてきました。それがマーケットでどのように受け取られていくのか、しっかりと見て行く責任はあります。私たち作り手のエゴにならず、プロダクトの価値を正しく届ける役割を果たしてくれたら嬉しいです。

薬師神:出して手放して終わりではなく、丁寧に育てて行きたい気持ちは僕も同じです。タグピクさんは、マーケティングやPRを専門にしているからこそGPS的な機能を備えていると思っていますよ。自分の達の位置がしっかりと見えたら、万が一、思いと異なる方向に認知されてしまった時に軌道修正できるはず。コミュニケーションを調整しながら育てて行けるという点では、新しい形のD2Cブランドだと思っています。

:そうですね。私達の課題はまだまだ尽きない。ユーザーとのコミュニケーションだけではなく、本当に欲しい人に届けられる生産体制を整えることや、次のプロダクトを大切に練り上げること…と、ここから新たにスタートを切るような気持ちです。みんなの力で、自分達自信が愛し続けられる、本質的なブランドを育てて行きたいですね。
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